01-SuperGTの最近のブログ記事
この人、
山田さんといって、
うちのチームの大事なメカニックに1人。
いつもタイヤの管理をしてくれます。
走り終わった後、
タイヤを見るだけで、
車の状態や、走り方、
タイヤがどう動いているかがわかる人。(らしい)
この人は、辛口です。
逆に、この人に褒められると、
嬉しくなります。
レース中は、エアジャッキ係という、大事な場所担当です。
そんな山田さんが・・・
金曜日に・・・
アバラを折りました。(2本)
富士の車検場にある、
車の下廻りを覗く時に入る穴に、
見事に落ちたらしい。
まるで、ロンブーのお仕置きみたいだ。
本人から状況を説明していただきました。↓↓
めんどくさいから、割愛。
「・・・ ・・・・ ・・・ そこに地面がなかった」だって。
救急車で病院へ送られ、
今回は勝ちを狙ってる俺たちに、
不穏な雰囲気が漂ったことは間違いない。
次の日、無事そうな表情をみた俺は、
とにかく山田さんを笑わすことに徹した。
アバラが折れている人を笑わすのって、楽しいね。
もうみんな若くないんだから、ケガや病気には注意ですよ。
治り悪いんだから。
もうみなさん知っていると思いますが、
まずは、ウェッズチームおめでとうございます。
19号車が優勝しました。
しかも、最後尾からスタートして。
またひとつGTの歴史に記録ができたね。
最近、最後尾からいいとこまで行くの多いね。
菅生では、セルモやダイシンが最後尾から2位とか3位とか行って、
鈴鹿1000kmでは、レイブリックが最後尾(ピットスタート)から2位だし。
今回、19号車が絶対来ると思ってたよ。
だって、段違いの速さだもん。
途中で何かやらかさない限り、絶対来るって思ってた。
ま、予想通りだけどね。
でも、俺たちが4位ってのは予想通りではなかったけどね。
19号車とトップ争いになるかと思ってた。
織戸君がきっと追いついてくるから、
絶対抜かさせないぞ!と思ってた。
まぁ、序盤は先行車両を抜くのが大変だったみたいね。
前半は、なんとかトップを守ったけど、
アドバンテージを築いてくることはできなかった。
山路さんにかわり、
頑張って紫電を追いかけてくれていたんだけど、
車のフィーリングが悪くなったらしく、
ムルシェやISを抑えることができなかったらしい。
(ブレーキがあまり止まらなくなったらしい)
ISは、とんでもないタイムで追い上げてきてるし、
ムルシェは、もともと速いマシンなのに、
今回、救済措置を受けて、更に速いし、
車の状態が、まともでも厳しい状況なので、
茂木でブレーキに不具合が出ると、
勝負になるわけない。
というわけで、残念ながら、今回は4位でした。
優勝したかったけど、
レースはそんなに甘くないね。
今回勝てば、チャンピオンシップにおいても、
いい感じになりそうだっただけに、余計に悔しい。
今回、23点取れていれば、ランキング2位あたりまで行けたんじゃないかな?
でも、12点しか取れなかったから、ランキングは5位。
残りは、オートポリスと富士。
オートポリスは厳しいし、
富士は、富士で、救済措置の車が間違いなく速いだろうし。
でも、もう作戦なんかない。
オートポリスも富士も全力でやるだけさ。
無理は承知で、オートポリスも勝ちを狙いますよ。
みなさんもうご存知の事かと思いますが、
なんと1000kmで5位入賞!
これは、大健闘ですよ。
元々、7位くらいに入れたらいいなぁって思っていたのです。
本来なら、紫電とガライヤが上にいるはずだから、
やはり7位くらいでしょ?
木曜日、サーキット入りすると、ポルシェのリアフェンダーにビックリ。
金曜日、持込みの状態で走り始めると・・・
すこぶる調子良さで、とてもフィーリングが良かった。
リアのダウンフォースが増えたのか?130Rが今までより全然行けちゃう。
珍しく、コーナーを攻めるのが楽しかった。
今までは、130Rでは、215kmくらいでしか曲がれなかったのに、
224kmで曲がれたよ。(←他の車はもっと速いけどね)
但し、それはリストリクターを1ランク上げ、50kg重りを載せている状態でした。
パワーは上がるけど、重量は重たいってことね。
菅生はその状態で走っていたのだ。
午後から、リストリクターを1ランク下げ、50kg重りを降ろし、走行してみた。
すると、今まで重い状態でセッティングを合わせ込んで来ていたので、
すっかりバランスが狂ってしまった。
普通、軽くなったら運動性能が上がって、コーナーがもっと速くなるだろ?って思ったが、
やはりレーシングカーはバランスが1番大事みたい。
色々試すも、イマイチ決まらず。
なぜ?リストリクターを小さくしたのかというと、
燃費を良くして、1ピット減らそうって魂胆だったのさ。
今回は、レギュラードライバーに加え、助っ人ドライバーもいるので、
走行時間が足りない。
走行終了後、1つ大きな問題が発覚した。
イマイチ決まってないセッティングのせいで、タイヤの磨耗が厳しい。
28周で全磨耗してしまう。
今回の作戦は、1スティント40周走り、
4スティント(160周ね)で走りきる作戦なのに、
28周って・・・
全然足らんやないか~い!
せっかく、燃費は行けそうなのに・・・
俺 「じゃあ、いっそのこと1リス上げて、「イケイケドンドン作戦」にしますか?」
メカ 「いや、さっきもう申請が終わって、換えられないんだ」
俺 「えぇぇぇぇぇ?」
メカ 「5時までだったんだ」
俺 「まじ・・・?」
俺 「仕方ない、この仕様で5スティントで行くしかないな」
「5スティントだと、160を5で割ると・・・ 3じゅう・・・ 2?」
「タイヤがもたんやないか~い!」
監督&メカ&俺&山路さん&澤君で、
「どうする?6スティント?」「キャンバーもっとおこす?」「そしたら大オーバーだよ」
「ペース落とすしかないか?」「何秒くらいまでなら許せる?」「等等、その他色々」
この問題でずーっと悩んでいました。
俺 「大丈夫!ちゃんと持たせるから!」
「根拠はないけど・・・」
「大丈夫!縦と横をちゃんと分ければ。 もたせる!」
そんな状況で、土曜日、雨。
決勝に向けてのセッティングのテストをしたいのに、雨。
ウェットコンディションの中、予選は12位でした。
そして、不安を抱えたまま日曜日。
朝のフリー走行は、まだウェット路面。
大したテストにならず、問題は解決しないまま決勝へ。
とにかく、32周は絶対にタイヤを持たせなきゃならない状況で、レーススタート。
1周目、4号車ビーマックと33号車ハンコックポルシェをパス。
2周目、11号車フェラーリをパス。
3周目、66号車ムルシェをパス。
4周目、19号車アイエスをパス。
5周目、46号車Zをパス。
6周目、95号車MR-Sをパス。
7周目、2号車紫電をパス。
8周目、43号車ガライヤをパス。
9周目、77号車クスコをパス。
怒涛の追い上げでトップに躍り出た。
その頃、ピットでは、「おいおい、大丈夫か?タイヤ? 絶対持たないだろ? 20周くらいで帰ってくるんじゃね?」みたいな会話が行われていたに違いない。
序盤は、ガンガンプッシュして抜きまくったので、
トップに出てからは、タイヤマネージメントに徹したよ。
タイヤを労わりながら走った。
結局、32周無事に持たせ、尚且つもう少し行けそうだった。
2番手でピットに戻り、山路さんに交代。
そして山路さんが無事32周走りピットイン。
また俺が走り、2位を走行していたのだが、
28周あたりでガソリン系のトラブルが出た。
30周でピットに入り、澤君に交代。
そして澤君が33周走り、ピットイン。
最後にまた俺が乗った。
この時点で5番手。
前を行く62号車とは、20秒差。
がんばって追い上げたが、最後にまたガソリン系のトラブルが出てきてスローダウン。
そのまま5位でチェッカーとなりました。
結局、4スティント組が1,2で、3位には雨宮セブンが入った。
燃費の悪い組のセブンが、3位というのは凄いことですよ。
さすが、開幕戦ウィナーですね。(鈴鹿)
5位という順位は、ベストリザルトだと思います。
がしかし、一時はトップを走っていただけに、少し悔しい気持ちがあります。
この悔しさをバネに、茂木でうっぷんを晴らしてやるからな。
みなさん、茂木にユンケルポルシェを応援しに来てください。
かなり頑張って良いとこ見せますから。
予選が終わり、どうにか14番手まで上げることができた。
その夜、監督や山路さんたちと食事をしていたときのこと。
やはり現状では、勝負にならないということで、
会話はテンション低め。
ちょっと、飲まなきゃやってられない的な雰囲気の中、
4人中、3人がビールを注文
「コロナ3つ!」
そこで監督が、
「ピニャコラーダ、ラム・・・ストロングで!」と注文。
俺は、(おお、西澤さん渋いぜ!これは何か強いお酒かな?)と想像した。
ラム酒系の何かとっても強いやつなんだなと。
山路さんたちもそう思ったらしい。
どんなの飲むのかと思いきや・・・
ズコッ!
ころびそうになったっつーの。
(↑全員で)
俺 「なにそれー、さぞかしすっごいきついお酒が来るのかと思いましたよー」
監督 「これ、美味しいんだよ」
監督 「これ、まだマシだよ。いつもは、お花が入ってて、ストローが2本刺さってくるもん」
一同爆笑
俺 「申し訳ないけど、これは撮らせていただきます」
うちの監督、なかなかオチャメでしょ?
決勝は、14番手からスタート。
1コーナーを回り、
2コーナーにさしかかると、
多重クラッシュがあった。
その中に、青と黄色の見た事のあるカラーリングのマシンが・・・
どうやら他のマシンに追突されたらしい。
そこには、19、81(青木)、11がいた。
全部、ヨコハマ勢じゃん。
俺は、そのゴタゴタをかわし、10番手。
その後何台かかわし、8番手まであげピットイン。
ピットで順位が2~3落ち、その後もうまく行かず、
最後は500に当てられ、マシンが壊れ、
コース上に止まり、チェッカーを受けられずでした。
残念な結果となりましたが、
やはりコーナリングサーキットでは勝負になりませんな。
リストリクターも絞られたため、余計に圏外でした。
トップグループは9秒~10秒でラップしているのに、
うちは11秒~13秒ペース。
まったく圏外っす。
つぎの菅生も同じ感じだろうな。
リストリクターを絞らなくても、いいじゃんねー?
せめて、開幕前に載せられた40kgだけでも降ろしてくれないかなぁ?
今週は、いよいよGT第3戦富士です。
最近、よく言われるのが、
「3位→2位ときたら、次は優勝ですね。期待してます」
無理に決まってるじゃろーがー!
GTというレースは、ハンディウェイト制なので、
上位に入ると、ウェイトが載せられる。
もう50kgも載ってるし、
もともと40kg載せられてるし、
1100kgの車重にウェイトだけで90kg
しめて1190kg
さらにリストリクターも約1ランク絞られ、
かーなーり、厳しい状況となっております。
更に、今回は500kmレースでしょ?
2ピットの俺たちには、勝負権は無いっす。
終わってみれば大作戦で、何位に行けてるでしょうか?
予選で3番手をゲットしちゃったもんだから、
目標はすっかり軌道修正され、「表彰台に上がりたい!」へ。
日曜日の朝のフリー走行で、いろいろ見えてくる。
やはりセブンがブッチギリ速い!
コンスタントラップで8秒台で走ってる。
こちらは10秒台がやっと。
紫電ももちろん速い。
なので、後方をチェックする。
ガライヤはまだ爪を隠していて、よくわからない。でも確実に来るだろう。
46Zが来そう。
81Zも来そう。
77クスコもいい感じ。
MRSも速い。 セリカは・・・?
26ユンケル・・・ 微妙。
でも、俺のほうが前からスタートだから、絶対抜かさせないぞ!
決勝は52周なんだけど、それは500クラスが52周なので、
300クラスは48周くらいだろう。
普通は半分ずつなので、24周あたりなのだが、
俺は、26周走りました。
ちゃんと3位を守って、山路さんにバトンを渡すことができた。
(↑結構しんどかったんだけど、周りが勝手に消えていってくれたの)
その後、山路さんが守ってくれて、
なんと、鈴鹿で3位になれました。
これは本当に凄いことですよ。
08年は最高のスタートを切ることができました。
次は、岡山。
スーパーGTの中で、ポルシェは、
岡山と茂木と富士(最終戦)の3箇所が得意なんだ。
(逆にセパン、菅生、オートポリスは全然ダメだけど)
なので次戦は狙いたいところだけど、
今回のSTG(←想定外ね)で思わぬウェイト(30kgかな?)を
もらっちまったので、厳しいかも?
予選3位で10kg(←あってるかわかんないけど)
決勝3位で10kg
決勝のベストラップ3位で10kg
なので岡山は、
マシン1100kg、+40kgと、今回のウェイト30kgで、
1170kgとなっちゃうね。
セブンは、マシン1100に今回のウェイト50kgで1150kg。
まだ、うちより軽いんだよ。
紫電は1100kg+60kg それに今回のウェイトが40kgで1200kgだね。
さて、次戦はどうなることでしょう?